現在、群馬で唯一の
『住宅ローン専門のファイナンシャルプランナー』
として活動しているスマイルFP事務所の栗原です。
マイホームを手に入れて10年、手に入れたマイホームには
妻と9歳の男の子、1歳10ヶ月(2015年1月現在)
になる女の子と家族4人
「笑顔」で毎日過ごしています。
●住宅ローン借り入れ当初の話
マイホームを手に入れるには、
『現金』で買うか、『住宅ローン』を組んで買うか
の2通りがあります。
私の場合は、
『住宅ローン』を組んでマイホームを建てました。
ローン借入当初、
わたしは、3年固定を選択
(当時としては安い金利でした。今よりは高いですが)
夫婦で働いていたので、返済には困りません。
しばらくして、子供を授かり妻退職。
わたし1人での返済
あっという間の2年とちょっと過ぎた頃
銀行からの案内3年期間が過ぎるので、
「再契約になりますよ~」という内容
変動金利か?
固定金利(3年・5年・10年・20年など期間の決まっている)か?
どれも、今の借りていた金利より高い。
しかも、
案内から2週間ほどで
決めないといけないとか。
わたしは、悩みましたが、
上限設定型の10年固定に決めました。
(上限が決まっている変動金利)
返済額は、月10,000円ほど上昇
まあ、これは仕方ないと思っていました。
景気が上向いているのだから
当時そう思っていました。
返済額が増えても、払い続けることが
できれば問題はありません。
しかし、今までの返済額プラス
月10,000円が毎月続くのです。
どうでしょう?
大丈夫でしょうか?
そこへ来たリーマンショック!!
幼子のいる1馬力の我が家も
悪い方へ悪い方へ考えていました。
世帯収入が減っているうえに、
毎月の返済額が増える。
自分と同じような家庭も
たくさんあるんじゃないか?
実際、
住宅ローンを返せなくなり、
マイホームを手放す家庭も急増しています。
2010年8月14日付の朝日新聞によると
競売件数が2009年度には、
2008年度の1.3倍の約6万戸に
達しています。
競売件数の増加
はじめの段階で、住宅ローンと
きちんと向かいあっていたら・・・
今現在、
安い「変動金利」や「期間の短い固定金利」
言われるがままに借りたご家庭
毎月の返済額が少なめになる「変動金利」で
試算されて、不動産・建築会社になんとなく言われ
決めた家庭は大丈夫なのか?
もし、
ギリギリの状態でローンを組んでいた場合
もろ返済に影響するんじゃないのか?
ギリギリでなくても残業などを含めた
収入であった場合、返済に影響するんじゃないか?
まだ、
多少は大丈夫だけど、急にこの先不安になる
家庭もあるんじゃないか?
借りたとき「だいじょうぶさ」と
安易に考えていた家庭は大丈夫なんだろうか?
自分が不安なように他の家庭も不安を
かかえているんじゃないか?
誰も、先のことなんてわからない。
たしかに誰も、わからない。
でも、
・こんなことが予想されるだろう。
・年齢を重ねるとこんなことも出てくる。
・夫婦でがんばって働いて返済しようと
していたけど、リストラになった。
・こどもが出来た。
・高校・大学までいくらかかるんだろう?
・このまま収入が上がらなかったら、
払えないんだけど、どうなるんだろう?
人生で一番大きな買い物と言われている物の
一つであるマイホーム。
実は、金利を含めると、
購入額の1.5倍以上にもなる返済額。
(3000万円の住宅ローンを組むと返済額は4850万円にもなる)
初回の返済額だけに惑わされ、
きちんと向かい合わずに
借りてしまう家庭も多いのではないか?
突然、きちんとお金の勉強をしたくなり
FP(ファイナンシャルプランナー)
資格をとりました。
勉強していくと、
学校では習わなかったことが多い事に気付きました。
税金や利息のことを学校では習わなかったな~。
学校で習ってないっていうことは、
マイホームを建てる・購入する人は、
知識としてないのだから
きちんとしないと大変なことになるぞ。
まして、
今、金利が低い、
返済額が当初安い「変動金利」を選んだら・・・
変動金利の「変動」はそのまま、
金利が変化するってことだよね?
変化するっていうことは、
今、金利が低いけど、
将来、どう変化するか?
わからないってことだよね?
でも、いまは、
金利が低いから、毎月の返済額は抑えられる。
金利が変化して、金利が上がったら?
毎月の返済額も上がるんだよ?
返済額上がっても大丈夫?なのだろうか?
我が家は、月10,000円あがって、不安になった。
同じような気持ちの
家庭も多くあるんじゃないか?
そういう気持ちが段々大きくなって、
わたしは、マイホームを考え始めている
ご家庭のお手伝いができるんじゃないか?
と思い始めました。
実際、ご家庭からのご相談を受けると、
非常に残念なことですが、
心無い業者が当初の試算段階で
「変動金利」や
「期間の短い固定金利」で
月の返済額を提案されていることに驚きでした。
わたしが
変動金利の説明は受けましたか?
と聞くと
「いえ、受けてません」と言われます。
変動金利を選んで良い時期は?
あらためて
「変動金利」のメリット・デメリットを説明し、
そして
「長期固定金利」のメリット・デメリットを説明する。
さらに、年収のみで借りられる額を算定し、
借りられる額目一杯の提案をしている心無い業者に驚く。
住宅ローンを組む場合は、
まず、「生活設計」・「資金計画」をし、
住宅ローンの額を算定し、
あなたのご家庭にあった物であるか?
を見極める事です。
なぜか?
あなたのご家庭にあった
住宅ローンでない場合
将来の生活が危うくなります!!
特に50代あたりでは、多くご家庭で
生活に赤信号が・・・(その割合90%)
いまは、低金利の時代なので、
「変動金利」は安く
「固定金利」は期間が長くなればなるほど
金利も高くなっています。
変動金利 8.5万円
長期固定金利 11.6万円
変動金利・長期固定金利の説明もせずに
金利の低い「変動金利」で
試算され月8.5万円と11.6万円言われたら?
支払額が少なく見える8.5万円を選びますよ。
「変動金利」「固定金利」選ぶ時期は?
今の時代、長期固定金利も低いのです。
その金利での支払ができない状態なのに
「変動金利」で借りたら?
返済期間中に金利が変動する可能性のある
「変動金利」では?
家計に余裕があるうちは良いのですが、
余裕のない場合、金利が上がった途端に
返済することが難しくなる。
支払が増えたら? 払えますか?
ご相談頂くなかには、
「契約してしまったのですが、急に不安になったので見てもらいたい。」
というご相談を頂きます。
見てみると、ご家庭にあったものでない場合が多いです。
(割合としては5件に4件)
初回の支払額だけで判断をさせようとする
心無い業者によって、
正しい判断ができず契約してしまう場合も。
契約する前に、相談してもらえれば・・・
このような現場を多くみていると、
やはり、この仕事をしていくことの大切さを感じます。
住宅ローンは、
完済までに20年、30年と長期にわたるものです。
“いま”を把握し、“未来”を予測し、
“常に”ふたつのズレを解消しておくことが大事です。
“いま”だけで判断してはならないし、
楽観的に“未来”を思うのも良くない。
目の前だけではダメ その先を予測しておくことが大事
あなたの思い描く“未来”にするためには、
“常に”このふたつのズレを解消していく必要があります。
あなたの家族は、
10年・20年・30年後の未来も
「笑顔」で過ごせていますか?
あなたのご家庭の未来は、
「生活設計」・「資金計画」をしっかりすることで変わります。
私の夢は、
日本中のマイホームを持つご家族が“いま”だけでなく、
“未来”も「笑顔」で過ごすことです。
そのためのお手伝いを致します。
あなたの喜ぶ「笑顔」がみたいです。
お問い合わせ
090-2640-0885
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